症例:腰痛 50代 女性 立ち仕事

◎年齢 性別

50代 女性 立ち仕事

◎症状と来院理由

 

 

数年前から腰痛に悩まされており、ここ最近辛さが増したとのこと。

ご家族からのご紹介でご来院。

 

◎来院回数

2回

 

◎施術内容と経過

 

腰椎および股関節の可動域制限があり、尾骨付近の固さが原因と判明→施術。

(8年前に尾骨骨折)

 

さらに股関節のゆがみを足首の施術で解消。

(小学生の頃に骨折)

初回の施術はここまで。痛みは5割ほど改善。

生活習慣の改善として、寝る際に枕元にスマホを置いているようだったので、やめるように指導。

(電磁波による脳への影響で睡眠の質が下がるため)

 

3週間後に二回目のご来院。

前回施術後、太もも裏の違和感は消失。腰の痛みも改善しているものの、まだ腰に違和感ありとのこと。

 

検査すると、腰椎の可動を胸椎の固さが制限していることを発見。

胸椎を施術することでもう一段階腰椎の可動域が改善した。

また、5年前におこなったヘルニア手術の跡を施術で緩めることで痛み、違和感ともにほぼ消失。

 

 

 

◎考察

ほとんどのゆがみが「骨折」「手術」の跡からくるものだった。

骨折や手術の跡は必ずと言っていいほど「癒着」が生じているため、そこを起点にゆがみが発生する。

それだけだとまだ症状は出ないが、生活習慣等による疲労の蓄積によって回復力が低下すると、ゆがみ→負担のかかりやすくなっている場所に痛みを生じてしまう。

ゆがみをとっていくと同時に生活習慣の改善(この方の場合は睡眠時の枕元スマホ)で早期の症状改善ができた。

かんおんじ整体院