症例:妊娠中の腰痛、太もも裏の痛み 20代 女性 妊婦

◎年齢 性別

20代 女性 妊婦

◎症状と来院理由

 

 

半年ほど前に来院されていたお客様。

妊娠9か月目で腰痛がきつくなったとのことでご来院。

 

◎来院回数

1回

 

◎施術内容と経過

 

まず、腹部の張りがあるので内臓をリフトするようにして解消。

(偏食などの内臓負担による張り。先に取らないと施術効果が激減する)

 

検査、施術を進めていくと骨盤の左にゆがみを発見。

さらに検査を進めると左ふくらはぎの筋力低下を確認。

この部位の筋力低下は骨盤の中心にある仙骨からの神経伝達異常による筋力低下なので、仙骨のゆがみを直接修正。

 

再度検査すると腹部の張りが出現し、解消。

(ゆがみが取れることによる体の自動調整の結果生じる張り)

 

最後に筋肉をポンプし、循環を促して施術終了。

腰痛と太もも裏の痛みは解消。

 

食生活の見直しについての指導。

 

◎考察

・お腹の張り

→ホルモンバランスによる食欲から甘いものを摂取しすぎていたとのこと。その結果、内臓負担が生じ腹部の張りがあった。

 

・骨盤(仙骨)のずれ

→妊娠してから猫背で座ることが多くなり、仙骨部が接触して負担をかけていた。

 

いずれも短期的な負担によるゆがみからくるものだったので施術一回でほぼ改善。

 

内臓疲労による腹部の張り → 腰痛 ということも非常に多い。

ここをしっかり改善させるには食生活の見直しが必須。

(コンビニスーパー弁当、菓子類、粉ものなどの食べ過ぎが原因になりやすい。)

 

また、内臓疲労を一気に解消するにはファスティング(断食)が非常に有効。

※妊娠中はファスティングNG。普段でも、ファスティングを行う場合は専門の先生についてもらうことをお勧めします。

 

かんおんじ整体院